健康的にぽっこりお腹を改善中のPINEです。今日はぽっこりお腹の原因となる便秘についてお伝えします。
そもそも便秘ってなんだろう?
便秘の定義は決まっていないようですが、学会で発表されている「便秘」の定義には下記のようなものがあるようです。いずれも自分なりにスッキリしない感じがある場合「便秘」と言われるようですね。私の場合「毎日」出ないとスッキリとしないタイプです。
便秘は体にどんな悪さをするの?
便秘は体にどんな影響を及ぼすのでしょうか。
①有害物質やガスを発生させる
少しイヤな言い方ですが、便秘は体の中で生ゴミが放置されているようなものです。テレビなどで見るゴミ屋敷も異様な臭いを放っていると言いますよね。体の中の便も排出されないと、有害物質やガスを発生させてしまいます。
これらの有毒物質やガスは、悪玉菌を活性させ、腸の細胞を傷つけます。すると、本来の腸の機能が低下していて便を体の外に押し出せなくなります。また、便がさらに発酵して有毒ガスを発生させてしまい、腸がだんだん働かなくなり、身体が疲れやすくなったり、免疫が落ちたりしてきます。
②体臭、口臭の原因となる
本来便と一緒に流れるはずだった有害物質やガスは、腸の壁から吸収され、血液と共に全身に流れていきます。肝臓で解毒されるものもありますが、皮膚からも体外に放出されます。また、肺にも有害物質やガスはまわるため、口臭にも繋がります。
③ぽっこりお腹が出る
便や有毒物質、ガスが溜まるので、物理的にお腹が出ます。お腹の中にゴミがたくさん溜まっているような状態です。
④肌荒れする
体臭と同じで、有毒物質やガスは血液を通して体中をまわり、皮膚からも放出されます。そのためニキビや肌荒れとして症状が出るようになります。
⑤肝臓が弱ってしまう
慢性的な便秘が続くと、腸に溜まった便が「アンモニア」などの有害物質を出します。有害物質は肝臓に運ばれ、分解される仕組みになっていますが、肝臓は休みなく働くことになってしまいます。次第に肝臓は疲れてしまい、肝機能が低下してしまいます。
1日1回は排便しよう!
便は朝が一番出やすい時間帯とのことです。日本人の5割は朝の6〜9時の間に便通があるそうです。十二指腸からモリチンという消化管ホルモンが分泌され、腸は睡眠中にも蠕動運動を行ない、便を作り出しています。このモチリンが分泌される条件は
- 胃の中が6時間以上空腹であること
- リラックスしていること
だそうです。朝、定期的に排便することは、スッキリとした下腹と、爽快な気分を作ります。1日1回の排便を習慣付けましょう。
まとめ
便秘とは、自分なりのスッキリ感がない場合を言う。便秘は体にとって悪い影響を及ぼします。1日1回は排便できる習慣を付けよう!
★便秘の解消方法はこちらの記事に載っています↓
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